100円回転寿司のパイオニアとして一時期は一斉を風靡したのがかっぱ寿司です。私はかっぱ寿司で約2年ほどアルバイトを経験しました。
その時に経験したことをもとに仕事内容を掲載していきますので、これからかっぱ寿司でアルバイトをしようと考えている方は参考にしてみて下さい。
目次
かっぱ寿司の仕事内容(厨房)
かっぱ寿司のアルバイトは、大きく分けてホールと厨房に分けられます。
ホールでの仕事は客の誘導や席の片付け、飲食後の会計など接客業をする業務です。それに対して厨房はその名の通り、厨房内での調理をする業務です。私は厨房を主に担当していたので厨房の業務内容を詳しく説明していきます。
厨房の仕事内容は実に様々ありますが、その代表的な業務は寿司の調理です。
一言に寿司と言っても寿司の種類によって担当が分けられています。大きく分けると、「切り身」「軍艦」「細巻き」に分類されます。
切り身
まずは、切り身です。マグロやハマチ、ビントロなどの寿司を作ってレーンに乗せていきます。基本的にはシャリマシーンで作られたシャリ玉にわさびを乗せて切り身を乗せていきます。
そこにオニオンサーモンの場合は、マヨネーズと玉ねぎを、イワシやアジなどには生姜とネギを乗せていきます。レーンに流す時はただ流せばいいという訳ではなく、ポップの後に決められた皿数の寿司を流していきます。
軍艦
次に、軍艦です。軍艦はシャリマシーンで作られたシャリ玉に海苔を巻き、その上に具材を乗せていきます。
イクラやウニなどはスプーンで乗せなければいけなかったり、カニ味噌のように、2種類の具材を乗せなければならなかったりと軍艦は切り身に比べて手間が掛かります。
細巻き
そして最後に細巻きです。細巻きはシャリマシーンとは違う機械を使って作ります。海苔の上にシャリを置き、キュウリや納豆などの具材を乗せてスイッチを押すと一気に細巻きが作られます。
さらに別の機械で等分に切ります。あとは、切り身や軍艦と同じようにポップの後に続けてレーンに流していきます。
注文対応
この寿司の調理に加えて、注文への対応や寿司以外のメニューの対応があります。
注文があったメニューは、レーンに流す寿司よりも優先で作り、注文客へと届けます。さらに、味噌汁や茶碗蒸しなどを作ったり、注文への対応をしたりします。
デザートについてはケーキやアイスの注文に対応したり、パフェを事前に作って準備したりします。
空き時間には皿を専用の食洗機にかけたりして並行して片付け作業を行ったりします。
このように、厨房の作業は、様々な作業があり同時進行で対応していかなければなりません。ピーク時は休む間も無く注文が入るため、要領の良さが求められる仕事です。
どこが一番大変??
基本的に上記で説明した担当のいずれかに配属されますが、どの担当が一番大変なのでしょう。
これは店舗によって違うと思うので何とも言えませんが、大変さで言えば手間のかかる「軍艦」ですかね。
レーンに流すのは圧倒的に切り身ですが、作るのはいたって簡単なので楽です。
基本的にアルバイトとして入って慣れるまでは洗い場から担当してその次は切り身を担当することになるので、それだけ楽ということだと思います。
注文対応は慣れれば楽ですが、臨機応変な対応が求められるのでベテランアルバイトが担当することが多いです。