ょっとしたお小遣いを稼ごうと思ったら、真っ先にアルバイトをすることを考えると思いまが、アルバイトの他にも、業務委託と呼ばれる働き方があることをご存知の人はそう多くありません。
目次
業務委託とは?
業務委託とは、簡単に言えば仕事に対して契約を結んで働くことを言います。
カッコいい言い方をすれば「フリーランス」ですね。
あきら
内職も業務委託になります。
アルバイトとの違いは?
- 労働基準法
- 雇用契約
- 作業指示
- 労働時間
- 報酬
1.労働基準法
アルバイトは、事業主に直接雇われるので、「労働基準法」が適用されますが業務委託では適用されません。
どういうこと?
労働基準法では、最低時給や休憩時間、残業手当や有給休暇など、労働者を守るための決め事がありますが、業務委託では労働基準法の概念がないので、これらの恩恵は一切受けることが出来ません。
2.雇用契約
アルバイトは事業主と雇用契約を結ぶので、条件を満たせば、雇用保険や健康保険、厚生年金などに加入することが可能ですが、業務委託では加入することは出来ません。
3.作業指示
アルバイトは会社の指示のもと業務をこなしていきますが、業務委託は会社から作業手順を指示することは出来ません。
4.労働時間
アルバイトは時間を指定して働きますが、業務委託では労働時間を指定することは出来ません。
5.報酬
アルバイトは時間給や日給など時間に対して報酬が発生しますが、業務委託は仕事に対して報酬が決められるので時間給という概念はありません。
その他にも違う点はいくつもありますが、書き出すと長くなりそうなのでこの辺にしときます。
業務委託のメリット・デメリット
アルバイトと比べて労働者側から見た業務委託のメリット・デメリットを考えていきます。
メリット
業務委託は会社から拘束されないので、いつでも好きな日、好きな時間、好きな場所で働くことが出来るので、掛け持ちしている方や他の正業を持っている方には融通が利きやすいので働きやすいです。
もう一つのメリットは、仕事に対して報酬が発生するので、早く仕事をこなせるようになればその分収入も上がるのでやりがいがあります。
デメリット
雇用関係を結ばないので、労働者を保護する労働基準法が適用されない所でしょう。
また、仕事の組み立て方も基本的に自分で考えなければいけないので、受け身で仕事をしてきた人にとってはキツく感じるかもしれません。
アルバイトだとミスをしても時給が発生するので変わりなく収入を得ることができますが、業務委託の場合はミスをすれば報酬は無いので全て無駄になります。
場合によっては損害賠償請求される可能性もあるので、アルバイトに比べると責任を持って仕事をしなければいけません。
また、税金の申告も自分でしなければいけないので、確定申告の知識も必要なります。
アルバイトと業務委託はどちらが稼げる?
どちらが稼げるのかは一概に言えませんが、私の経験上、スキルが必要な仕事であれば業務委託の方が稼げます。
逆に内職などスキルの要らない簡単な仕事の場合はアルバイトの方が稼げます。
一生懸命頑張って早く仕事が出来る人であればアルバイトより業務委託の方が向いていますが、のんびり仕事をしたい人には向いていません。