焼肉屋バイトの評判を集めてみたら匂いがキツイと判明！

焼肉屋のバイトをしてみて楽だった点は2点あります。
一つ目はお店の注文方法がタッチパネルだったからだ。タッチパネルのため注文を聞きに行く必要はないし、お客さんとかとも絡みが余り無いことです。二つ目はお店自体が小さいため移動距離が少ないことです。
それに反対に辛かった点は何よりも焼肉独特の煙のにおいが離れないことでした。家に帰って風呂に入ると大丈夫なんですが、服が洗濯をしても匂いが落ちずずっと煙臭いんです。やっと三回くらい洗濯して匂いが落ちる感じでした。
ですがここのお店は何よりもまかないが魅力的でした。なんと社員割引が半額という大きな割引でした。働いていたお店は食べ放題などをやっていて決して高級焼き肉店ではなかったので、とてもやすくまいかいまかないを食べることができました。
焼肉店で働くにあたって一番重要になるのは体力だと思います。厨房から客席までを行ったり来たりの繰り返しです。バイトの入ってる時間が長いほど体力必要になります。

ホール、炭の管理、キッチン補助を担当していました。つらかった点は釜が外にあったため夏場は暑さと虫との戦い、冬場は寒い中炭が消えないように管理をしていました。
皿洗いは手があれてしまうことが多かったです。キッチン補助は肉を運ぶのがかなり重く、掃除も床や排水の油の除去であったり残飯などのゴミを捨てるのに苦戦をしました。
また、煙と匂いが凄い職場なので、制服に匂いが付くのはもちろん、体中が煙臭くなるので、バイト後にデートをする際は大変でした。

近くの会社の飲み会などの予約で埋まっている日は目が回る忙しさに加えて酔ったサラリーマンから話しかけられ上手くかわしながら肉やビールをひたすら運ぶ。
1時間もお店の中でひたすら動き回っていると煙や肉の焼ける脂のにおいに混じったアルコールのにおいに思わずオエッとなることもありましたが、そこは慣れで1カ月もすれば大抵は気にならなくなりましたが仕事が終わり私服に着替え店を出ると自分を包み込む焼き肉のにおいにだけは慣れませんでした。
帰り道地下鉄に乗るのが恥ずかしかったです。仕事自体は肉の種類を覚えれば一度に自分が持てる皿の数やジョッキの数を無理せずこなしていくのがコツ？でした。

学生時代、和牛専門の炭火焼肉店でアルバイトをしていました。
掘りごたつ式のお座敷テーブル席が２０席ほどのお店でした。お客様が入店されると、焼き網を乗せた炭入りの窯をテーブルに運んでお客様ご自身で焼いてもらうスタイルでした。
炭を入れたこの窯が１０キロくらいで重く、さらにアツアツの炭がたまにバチっと爆ぜたりするため、テーブルまで持ち運ぶ時は怖かったです。
お店は看板にも堂々と大きく「和牛専門」と謳っていましたが、実はアメリカ産の牛肉が主体でメニューが作られており、完全に偽装しているなと感じていましたし、大人の世界を垣間見た気がしました。
その分、値段は他の店に比べて若干安かったようで、お客様の入りはとても良く、繁盛していました。私自身、勤務中の焼き肉や炭の臭いは嫌ではなかったですが、恋人が出来たときは、バイト後に洗髪しても臭いが落ちなくてそのままデートに行かなくてはならなかった時は、悲しかったし、とても気になりました。
賄いは、学生バイトは好きなメニューを好きなだけ食べていいと言われていたので、とても助かりました。ちょっと太ってしまったのは反省材料です。
焼肉屋にはいろんなお客様が来るので、今から思えば、とてもいい社会勉強になったなぁと思っています。