販売のアルバイト、特にコンビニやドラッグストアは働く場所によって、お客さんの数が全然違うので当然忙しさも異なります。
お客さんの数だけではなく、お客さんの特性も大きく異なるので、販売のアルバイトをする際は、家や学校の近くだからという理由だけではなく、そういった面を考慮してアルバイト先を決定した方が長続きしやすいです。
目次
特徴
繁華街
- 夜になると急にお客さんが増える
- 酔客が多いのでお客さんの質が悪い
- 何かとトラブルが多い
- 店舗が小さいので商品数が少ない
繁華街は基本的に駅前にあり、立地的にアルバイトをしやすいので、アルバイトをするなら繁華街で!って思われている方も多いと思いますが、個人的に繁華街で販売のアルバイトをすることはお勧めしません。
忙しいという理由もありますが、それ以上に困ったお客さんが多いからです。
朝や昼間であれば問題ありませんが、夕方~深夜になるにつれて酔っぱらいのお客さんが多数来店します。
私も大阪の繁華街にあるローソンでアルバイトをしたことがありますが、店の前で騒ぐし、店の中でも何を買う訳でもなくどんちゃん騒ぎをしていることもしばしばです。
他のお客さんに迷惑をかけていれば、自分で注意しなければいけないし、注意したことでブチ切れされて先輩アルバイトが殴られるというちょっとした事件も経験済です(笑)
トイレ掃除なんて悲惨ですよ・・・ゲロの処理は勿論、汚物があちこちに散乱していることもに非常茶飯事です。
ですので、もし繁華街で販売のアルバイトをする場合は、必ずトイレの無い店舗を選んで下さい。
繁華街で働くメリットは、
- 通勤が楽
- 時給が高い
という2点ですね。
ただ、このメリットだけをみて選ぶのは危険なので、十分検討して下さい。
住宅街
- 比較的平和
- 主婦や学生が多い
- 常連客が多い
- パートの多くは主婦
住宅街は近所の主婦や学生、通勤中のサラリーマンがメインになるので、お客さんの質が良く、繁忙期の上下があまりないのでどの時間帯でも働きやすくお勧めです。
常連客が多いので、顔なじみになり、ちょっとした雑談をする機会も多いです。
大きなデメリットは思い当たらないですが、住宅街は比較的駅から離れた場所が多いので、地元の人しか働きにくいという点ですかね。
娯楽施設周辺
- 土日祝は必ず出勤
- 従業員の数が多い
- ドリンク補充が辛い
- お客さんの回転率が早い
娯楽施設周辺は土日祝になると半端なく忙しくなるので、特に学生アルバイトは土日祝の出勤はほぼ強制です。
面接の際にも出勤できるか必ず聞かれるので、もし遊びたいなどの理由で出勤できない場合は不採用になる可能性が高いです。
娯楽施設周辺は売り上げが高いので、雇っている従業員の数も多いです。
ちなみに、私も学生時代に、陸上競技場兼サッカースタジアムの近くにあるセブンイレブンでアルバイトをしたことがありますが、博物館・植物園が入っている総合公園が隣接していたこともあり休日はかなり忙しかったです。
地下鉄の出口も目の前のため深夜以外は、お客さんが多いです。
特に中学生・高校生・大学生関連の試合の日やJリーグの試合の日は大変で、オニギリや弁当・パックジュースなどは回転が早く混雑していて補充も一苦労です。
お客さんが会計を済ませるには店内を1周しないとレジまで辿り着けなかったり、お客さんが多く出入りも多いので入り口のドアが常時開きっぱなしで冷暖房の効きが弱かったりで、お客さんにとっては不愉快だったかもしれません。(余談)
田舎町
- 比較的平和
- 店舗が少ない
- 従業員の数が少ない
- 年配のお客さんが多い
- 駐車場が異様に広い
田舎町にある店舗では、上記3つのパターンに比べると、忙しさに追われることはほとんどありません。
自家用車での来店がメインになるので、近くに学校が無い限り、学生客も少なくどちらかと言えば年配のお客さんが多いです。
お客さんが少ないので、コンビニなどでは深夜時間帯は一人で勤務させられることもあるので、面接を受ける際はどれぐらいの従業員で回しているのかを確認しておきましょう。
比較的仕事は楽な分、時給は低めです。
駐車場が広いので、車通勤可能な場合が多いです。逆に駅から離れているので車通勤じゃないと辛い・・・
嫌われる場所ほど時給は上がる
皆がやりたくない場所ほど、求人が集まりにくくなるので自ずと時給はアップします。
コンビニで例えれば、繁華街だと軽く時給1,000円は超えますが、住宅街や田舎町だと最低時給~高くても800円程しか貰えません。