登録制アルバイトのメリット・デメリット

求人サイトなどでアルバイトを探している時に「登録制アルバイト」という求人をよく目にすると思います。

私もフリーター時代に登録制アルバイトの経験がありますが、通常のアルバイトに比べると働き方が少々特殊です。

ここでは、この登録制アルバイトをしようか考えている方に向けて、登録制アルバイトについて詳しく書いていきます。

＼採用されたら最大1万円のお祝い金がもらえる／

お祝い金のあるバイトを探す

登録制アルバイトとは？

登録制アルバイトとは、雇用先の派遣会社に登録して派遣先でアルバイトを行う働き方です。

そのまんま・・・

さおり

派遣社員と同じ様な考え方ですが、派遣社員の様に毎回決まった日時に就業するのではなく、こちらから就業する人を指定して働くので、1日単位で働くことができ数日単位の激短バイトに向いています。

派遣の他にも請負という形で業務を行うこともあります。請負の場合は、業務の指揮命令は雇用先の派遣会社になります。

派遣と請負の違いはまた機会があれば説明します。

では、登録制アルバイトのメリットとデメリットについて、自身の体験を元に書いていきます。

登録制アルバイトのメリット

面接が無い

登録制アルバイトの多くは短期で勤務する人を想定しているので、そんなすぐ辞めていく人の為にキチンと面接をすることはありません。

派遣会社側としても、とりあえず誰でも良いから無条件でスタッフを取り込んでいた方が、急な仕事が入った時に利用しやすいので、仮に面接があったとしでもわざわざ不採用にすることはほぼ有り得ません。

応募時に履歴書も不要な会社も多いので、スタッフとして雇われるのは非常に楽です。

すぐに収入を得ることができる

登録制アルバイトのほとんどが日払い（週払い）なので、働けばすぐに収入を得ることができます。

働きたいときに働ける

自分が働きたいときに電話やネットで予約して働くことができるので、時間の融通が利きやすく、掛け持ちバイトとしても働きやすいです。

登録制アルバイトをする一番のメリットと言えるでしょう。

人間関係で苦しむことが無い

これは人それぞれ感じ方が異なるでしょうが、毎回違うスタッフと仕事をするので、自分に合わない人が現場にいても次の現場に行けばいないと思うと人間関係で苦しむことがありません。

私の経験上ですが登録制アルバイトをしている人って、人間関係をうまく築けない人が多い様に思います。（個人的意見ですよ・・・）

給料が上がりやすい

意外と思われるかもしれませんが、登録制アルバイトの給料（時給・日給）は普通のアルバイトに比べて上がりやすいです。

というのも、登録制アルバイトでは「ランク制度」を採用している会社が多いので、このランクを上げていけば同じ作業をしていても給料は上がっていくからです。

普通のアルバイトと違って、給料アップに明確な基準が設けられているのでやりがいはあるかもしれません。

色々な仕事を経験できる

今日はイベントの設営、明日は工場で仕分け・・・など、色々な仕事を経験できるので毎回新鮮味をもって仕事をすることができます。

登録制アルバイトのデメリット

働くまでの流れがとにかく面倒

最大のデメリットであり、私がすぐ登録制アルバイトを辞めてしまった一番の理由でもあります。

登録してスタッフとして雇ってもらうまでは非常に楽ですが、働くまで非常に面倒です。

毎回出勤の電話をして、仕事の予約をして、空き状況を確認して、出勤日当日に出勤の電話を入れて、仕事が終れば業務終了の電話をして・・・・何回電話すんねん！！

私が働いていたのは今から10年以上前（2002年ぐらい）でSNSが無い時代でしたので、今だとLINEなどを使って簡単に報告できるシステムがあるんでしょうが。

長期で働くのには不向き

長期で働いている人もいますが、仕事が忙しい時と暇な時の差が激しいので長期で安定して働くことには向いていません。

そもそも長期で働いても登録制アルバイトのメリットを感じることが少ないので、長期でアルバイトをするなら普通の求人を探した方がいいです。

職種が限られる

登録制アルバイトは、基本的に軽作業や土日であればキャンペーンスタッフや販売業務が多いので職種が限定されます。

データ入力などの事務作業もありますが、仕事自体少なくあっても競争率が高いのでなかなか働けません。

社会保険が無い

これは短期バイトの宿命なので仕方ありません。

安定を求めるなら長期バイト、もしくは正社員の仕事を探しましょう。