モスバーガーは、しっかりとした社員教育があるのでアルバイトが決まった時点でモスバーガーの理念など、教育をしっかりとDVDなど観て受講した後、挨拶文を覚え、スタッフ間との挨拶もきちんと行うなど、モスバーガーでの心得を学習することになります。
店舗では、まずアルバイト入った後は爪を短く切っておき、手をきちんと洗って髪の毛は縛るなど食べ物を扱う仕事なので、清潔感は重要なポイントです。
制服はモスバーガー支給のものに着替え、店舗には入る前に、まず玄関やトイレ掃除など念入りに行います。
店舗付近もきちんと掃除する必要があるため、掃除もしっかり行う必要があります。
店内に入ったら、まずテーブルを拭いてナプキンなど不足はないかチェックを行い、お客様が着席した後は、必ずテーブルを綺麗に拭いたり、新聞をきちんと並べるなど常に店内は清潔感を保つ必要があります。
モスバーガーは、緑のイメージを主張しているので、店内には観葉植物などあり、水やりなども行います。
では、モスバーガでの仕事内容を具体的に記載していきます。
目次
モスバーガーの仕事内容
モスバーガーの仕事を大きく分けると、キャッシャー(接客)、フライヤー(揚げ物)、セッター(バーガー作り)の3つに分かれます。
キャッシャー
まず、入ったばかりの新人が担当するのが、キャッシャーと呼ばれるレジでの接客になります。
お客様のご注文を伺い、POS(レジ機)にご注文の品を入力します。お会計金額をお客様にお伝えした後、素早く調理場へオーダーを通します。
この、ご注文を受けてから、調理を開始するシステムはモスバーガーならではである。
お客様から頂いた注文は、大きな声で復唱しレジを打ち、店内は注文後のメニューが転送されます。
注文を受けてから作り始めるので、時間はかかりますが美味しいものを提供しているので、お客様には番号札をお渡し後、ゆっくり待って頂くようにします。
お客様の希望によってトマトや玉ねぎ抜きなどアレンジもできるため、注文を受ける際はその辺もきちんと対応し、スタッフに伝えることが重要になります。
キャッシャーの迅速なオーダーが、お客様をお待たせする時間の短縮へと繋がります。
そして商品の完成を待ち、お客様のもとへお運びします。
ここで、1つのポイントがあります。
レジでの接客があるということは、お金に触れるということ。
加えて接客に慣れてくると、注文されたドリンクを用意するのもキャッシャーの担当になります。
つまり、キャッシャーはお金はもちろん、商品にも触れるので、お金に触れた手で、そのまま商品に触れるのは言語道断です。
新人さんはこのことを忘れてしまうことが多いので特に注意が必要です。
その為に、レジを含む調理場の4~5箇所にポンプ式のアルコール除菌液が設置しています。
キャッシャーはお金に触れる度に消毒を行い、商品に触れる。接客ということもありゴム手袋等を装着することも難しいので、一番手の荒れるポジションであると言っても過言ではありません。
フライヤー
キャッシャーでの働きが認められると、次はおおよその場合、フライヤーという担当に進みます。
フライヤーとはその名の通り、揚げ物を一手に引き受ける場所です。
揚げ物には、揚げる量、揚げる時間があらかじめ厳しく定まっています。
ポテトやホットドッグなどは、なるべく早めに習得することができます。
キャッシャーからオーダーを受けると、フライヤーはまず冷凍加工された商品を何グラム揚げるか、それを計量器で測らなければいけません。
その後、油に投入し、タイマーをセットします。
場合によっては揚げ物以外に、フランクフルト等の焼き物やホットドッグも調理しなければならないマルチタスクな担当ではありますが、調理した商品が直接お客様の口に運ばれるので、責任とやり甲斐の芽生えやすいポジションです。
ただし、高温の油のそばで作業しなければならない特性上、夏場は最も悲惨なポジションであると言っでよいです。
セッター
キャッシャー⇒フライヤーまで駒を進めたなら、最後はいよいよ、ハンバーガーを作るセッターの仕事を行うことになります。
逆に言えば、新人さんがいきなりバーガー作りをすることはまずありません。
ハンバーガーに使用するパティーを焼いたり、ハンバーガーを作る作業は熟練したスタッフが行うので、接客で修行を積んだら中の作業も徐々に覚えていくことができます。
調理場の花形・セッターではありますが、まずやらなければならないことは、ハンバーガーの種類と構成を全て覚えること。
言うまでもありませんが、ハンバーガーを調理する為には、具の種類や使用する調味料の量をこと細かく把握する必要があります。
ハンバーガーAは、パティ(ハンバーグ)1つ・スライスした玉ねぎ3グラム・レタス3~4枚・マヨネーズ5グラム。
ハンバーガBは、パティ1つ・みじん切りにした玉ねぎ5グラム・スライスチーズ1枚・ミートソース15グラム。
こんな具合に、膨大な情報を吸収しなければいけません。
モスバーガーであるからこそ、これだけ詳細が定められているのです。
しかしそれを乗り越え、流れるようにハンバーガーを調理できるようになった時、他では味わえない達成感を得られるのも、このセッターならではです。
その他
その他の調理
野菜の切り方、洗い方など全て一つずつ習得していくことになるので、モスバーガーの心得をしっかりと身につけていくことは重要になります。
野菜の洗い方など食品を扱う仕事なので、とても注意されますし、これはしっかりと身につけておかねばなりません。
メンテナンス
作業が終わった後のメンテナンスも自分達で行う必要があるため、シェイクマシンの洗浄など清潔に保つため、綺麗に洗浄しています。
雑菌が入ると営業停止になるので、その辺はきちんとした洗浄が重要になります。
衛生面には気を付けよう
アルバイト勤務する上で衛生管理については、徹底した教育を受けることになり、爪を切って綺麗にするなど清潔に保つことは重要です。
これは飲食店全般に言えることですが、ルールを破ると、お店だけではなくお客さんにも多大な迷惑をかけてしまうこともあるので、これらのルールを守れない方は、飲食店以外の仕事をした方が良いです。
最後に・・・
何よりモスバーガーと言えば、ご注文から商品の完成までに時間がかかるというマイナスの特徴があります。
このマイナスを払拭する責任が、モスバーガーの全店員にあります。
普通のファーストフードに飽きた……。
そんな人は、モスバーガーでのアルバイトを検討してみても良いでしょう。