100均と言えばダイソーが最も有名ですが、セリアも負けてはいません。
商品点数や実用性の商品ではダイソーに軍配が上がりますが、アクセや食器など若い女性に人気がありそうな可愛い商品はセリアの方が多いのかなって勝手に思っています。
株式会社セリアが運営している100均セリアは全国に約1,300店舗出店しており、従業員は約8千人です。
従業員の多くはパートタイマーで、驚くことに社員はわずか400名程しかいません。それだけにパートタイマーの必要性は大きく、多くの仕事はパートで回しています。
ここではそんなセリアの仕事内容を解説していきますので、アルバイトをしようか悩まれている学生さん、主婦、フリーターの方は参考にしてみて下さい。
目次
セリアの仕事内容
基本的にはレジ業務、品出しが中心になると思います。
レジ業務全般
店舗によって異なるかもしれませんが、会計の際、クレジットカードが使えませんのでカード払いについての知識は不要です。
また、基本的には袋詰めまで、店員が行います。そのため、レジのところに、袋をかけるフックがついています。バランスよく商品を入れていく必要があるため、慣れが必要です。
スーパーやコンビニのレジ袋と違って若干薄いので、破れないように注意が必要です。
最後に、セロハンテープで、上を止めることになっているのですが、それを嫌がるお客さんもなかにはいらっしゃいます。余裕があれば、お客さんの様子を伺っておくとよいと思います。
また、袋のサイズを選ぶのも重要なポイントです。
大きいものと、細々したものを購入されたお客さんに対しては、袋は分けてあげたほうが良いです。特に、バレンタインシーズンに多いですが、ラッピンググッズにもとくに注意する必要があります。
箱型の場合つぶれやすかったり、包装紙も長い筒状のものは、袋に入りきらない場合も、多いので、ひとこと「気をつけてお待ちください」など、言葉を添える方があとあとトラブルは少なくなります。
また、レジが混み出し、品出ししているスタッフがいる場合は、すぐに、レジ応援をかける必要があります。お客さんの中には、それを不快に感じる方もいらっしゃいます。
なお、袋詰めは、お客さんのいない時間に練習することも可能なので、経験を積んで慣れていくと思います。
品出し
品出しに関しては、ただ、商品を並べるだけでなく、配置を考える必要もあります。
季節によって、売れ筋も変わり、また、店舗によっても人気商品は異なります。そういった動向は、上から降りてくるので、それを踏まえて、現場の人間が工夫をしていきます。
中には、ポップをつける商品もあるので、デザインなどを書くのが得意な方は、活躍できるかと思います。
接客
品出し中は、お客さんに、商品の場所を聞かれることが非常に多いです。
スマホグッズや料理グッズなど、品数の多いものだとお客さんも、なにがどこにあるのか、わかりやすいのですが、ガーデニングの商品や老眼鏡、バックハンガーなどピンポイントのものは
比較的わかりにくく、聞かれることも多いです。
お客さんに、場所を聞かれてしまうこと自体、店作りをしてる上での課題だと思います。誰もが、わかりやすく、買い物を楽しめる現場を作る必要があります。
そのほか、商品そのものについて、質問を受けることが多々あります。とくに、スマートフォンの充電ケーブルが、機種に対応しているかどうか?は多いです。安易にお答えすると、トラブルになりかねないので、こちらも、注意が必要です。
最近は、さまざまな番組で、100均の特集が組まれています。商品によっては、セリアでは取り扱っていないものもありますが、お客さんが、店を勘違いして来店することもあります。
その場合は、取り扱いがないことを説明しつつ、近い商品がある場合、それをご案内するのが良いと思います。
お客さんに、また、来店したい!と思ってもらうことが大切です。
店舗によって忙しさが全然違う
これはセリアに限ったことではありませんが、お客さんの数が多い店ほどレジをこなす機会が増えるし、商品点数も多くなるので忙しくなります。
ただその分、従業員の数も増えるので何とも言えませんが、一般的にはショッピングモール内などに出店している大型店舗は忙しいです。
逆に地域密着型の小さな店舗はお客さんの数は少ないですが、従業員の数も少ないので、一人で色々な仕事をこなさなければいけません。一人にかかる負担が大きくなるので休みにくいというデメリットもあります。
そういった店舗は時給が安く設定されていることが多いので、個人的にはある程度の規模の店舗の方が働きやすいのかなって思っています。