養老乃瀧は全国に384店舗展開している居酒屋チェーン店です。(2017年1月現在)
養老乃瀧のメニューの中では「厚切りベーコン」と「自家製だし巻き卵」が好きな私ですが、そんな養老乃瀧でアルバイトをしようと思っている方も多いはず!!
ここでは学生時代に養老乃瀧で3年間アルバイトをしていた方の仕事内容などの評判を聞いてきましたので、これから養老乃瀧でアルバイトを考えている方は参考にしてみて下さい。
目次
養老乃瀧でのアルバイト経験
大学2回生から4回生までの3年間、居酒屋「養老乃瀧」でアルバイトを経験しました。(女性です)
店舗は狭い雑居ビルの2階にあり、カウンターや座敷合わせて30名ほどの集客がやっとの内装。フランチャイズ形式ということで40代のオーナーが店を切り盛りし、学生アルバイト数人がシフト制でホールやキッチンに入るといった流れでした。
バイトの役割
店には男子アルバイト4人(高校生含む)、女子アルバイトが私を含め2人、総勢6人の学生が在籍していましたが、常時2人~3人が店長と一緒に毎日接客します。
店舗によって異なるのかもしれませんが、基本的に店長と男子アルバイトがキッチンで調理作業、女子はホールでお客様の対応と料理運び、ドリンク作りを任されていました。
ドリンク作りは修羅場
特に給料日明けの金曜の夜など混み合う日はホールの仕事はなかなか大変で、オーダーを受けると同時にドリンク作りに走らねばならないので正に修羅場でしたね。
一番オーダーの多いビールはサーバーで作るので泡の配分も覚えてしまえば簡単でしたが、カクテルやチューハイはやはり種類が多いだけに覚えるのも大変。
ベースのお酒と炭酸の配合、添え物であるレモンやライムの有無、焼酎の水割りに使う梅干しやきゅうりの準備などレシピは店長の言葉だけでしたので、必死にメモを取る毎日でした。
オーダー取りはアナログの手書き
最近は着席後、テーブルのタッチパネルで店員を呼ばずとも簡単にオーダーできる便利な居酒屋も増えましたが、私達のオーダー取りはアナログの手書き制。
お客様に呼ばれたらボールペンと白紙のオーダー表を持ってご注文をお伺いするのですが、書いたオーダー表はそのままキッチンに回されたりお会計の際にも使われるので、自分にしか読めないような暗号文字は許されません。
慣れないうちは注文のペースにペンが追い付かず、もたもたしてお客様をお待たせしてしまうなんてことも日常茶飯事でしたね。
団体客は来ないでくれ!
団体のご予約が入った時などは、オーダーを取るのとドリンクや料理を席まで運ぶの繰り返しで立ち止まる暇すらありませんでしたね。
しかし数をこなすうちに片手で中ジョッキ5つを運んだり、右手に料理のお盆、左手にドリンクのお盆を抱え移動することも苦にならないように。
ぎっしり詰まったビール瓶1ダースのケースを階段の下から上へと移動させるのも私の仕事の1つでしたので、ホール業務といえどなかなかの力仕事でした。
苦手だった会計業務
そんな中で一番苦手だったのはレジでのお会計業務。
料理やドリンクの名称が書かれたレジボタンをオーダー表を見ながらピッピッと押すだけなので作業自体は単純なのですが、お金を扱うという緊張感に加え店長の気分により常連様特典の割り引きが急に入ったりするものですから、その度にレジ前でパニックに。
しかし週に何度も足を運んで下さる優しい常連様方のおかげで、3年間もあっという間でした。
皆の評判
3年間養老乃瀧でアルバイトをしてきた私ですが、その間に15~20名ぐらいのアルバイトのと一緒に仕事をしてきました。
店長と喧嘩してわずか3日で辞めた大学生、内定を蹴って今も恐らくアルバイトをしているであろうフリーター、店長に惚れている主婦など様々な方がいました。
よくバイト同士の飲み会で仕事の話になりますが、皆さん言うのは「仕事は忙しくてキツイけど何より時間がたつのが早い」と口をそろえて言っていました。
確かに、楽なバイトに越したことはありませんが、楽であれば楽ほど時間が経つのが遅く感じそれを苦痛に思うことがあります。養老乃瀧ではそんな気持ちになることはまずありません。
接客のイロハを学ぶことができるし、10代後半~20代前半のアルバイトが多いので、同世代の友達ができるのもメリットです。
酔っ払ったお客様からの軽いセクハラや粗相をされた後の始末など嫌な思いをすることも幾度となくありましたが、養老乃瀧でのアルバイト経験は私の貴重な青春時代の1つです。