アルバイトを探していると「シール貼り」の求人を見かけることって多いでしょう。
シール貼りバイトは、その名の通り商品などにひたすらシールを貼るバイトですが、ここでは私が高校生の時に、派遣会社を通してシール貼りのバイトを3ヶ月間経験した時の話をもとに、どういった仕事をするのか?キツイ仕事なのか?注意することは?高校生でも働けるのか?など記事にしていきます。
あきら
シール貼りのバイトをやってみようか迷っている方は是非見て下さい!
目次
シール貼りバイトは基本的に短期バイト
アルバイト求人数NO.1の「バイトル」の求人を見た所、求人の大半は登録型派遣です。
単発OK!短期可!日払い可能!という言葉が並んでいるので、長期で安定して働くというより、夏休みだけなど、ピンポイントで働きたい方に向いています。
あとざっくり見ていると、ヤマト運輸では長期のアルバイトを募集しているので、長期を希望する方は登録型派遣ではなく、ヤマト運輸などアルバイトを募集している企業と直接雇用契約を結んだ方がいいです。
求人数はどれぐらいあるのか?
バイトルで求人を見てみると東京都のみで約4,000件あります。
この中には仕分けのみの求人が含まれているので、全てがシール貼りの求人では無いですが、それにしても凄い求人数ですね(笑)
シール貼りバイトの仕事内容
私が勤務した場所は化粧品のケースを作っている工場でした。商品が入った箱が流れて来るため渡されたシールを所定の場所に貼ります。
しかし、ただ単に貼ることだけでは意味がなく、終了すると検査があり承認されれば追加される仕組みでした。
シールは荷物の数に応じて渡され、同じ職場には私を含めて10人のスタッフがいました。
責任者はスタッフが仕上げて報告するとチェックし、ズレていないか確かめてから不備があれば直すように指示してきます。
作業の割り当て時間は小箱なら100個につき20分以内にするなど決められ、オーバーすると帰るように言われることもあってうかうかできないものでした。
化粧品や小物類の箱にバーコードや商品名などを印刷されたシールを貼るだけですが、検査を受けて直すように指示されると次のものができないため悪循環になります。
作業ペースは熟練者と比べれば遅くて手伝ってもらうこともありましたが、目や手先を鍛えることができて良かったです。
仕事をする上で注意すること
基本的に箱にシールを貼るだけのため簡単だと思われがちですが、実際には神経を使うため一筋縄ではいかないこともあります。
実際に経験して感じたことは甘く見ていると焦ってシールが曲がることや歪むことが多く、やり直さないといけなくなり嫌になるものです。
このため、正確ですばやく作業をこなせる人を求める傾向があり、責任者が監視しているため手抜きができないことを認識する必要があります。
シールは所定の場所に向きを合わせて貼らないといけないため、場所をイメージして迷わずに置いて軽く押さえるような感じですると効果的です。ただ、強くすると隙間に空気が入り、その時にホコリが付いてしまうため簡単なようで難しいです。
シールは裏にのりが付いているため剥がし方が重要で、テキパキとしないと余分な時間がかかります。
このため、周囲に迷惑をかけてしまうことを理解し、暇な時間に練習するなど努力をすると良いと思います。
シール貼り以外の仕事もある
私の働いていた職場では、シール貼りだけではなく化粧品ケースの検品や出荷作業も同時に行っていました。
体力を使う仕事が嫌だったからシール貼りのバイトに応募したのに、商品の仕分け業務がメインでそれが嫌で辞めていった子もいるので、シール貼りのバイトだけをしたい場合は、応募する際にキチンと確認しておきましょう。
シール貼りバイトは危ないのか?
ヤフーで「シール貼り バイト」と検索をかけると「危ない」という補助ワードが出てきます。
補助ワードは皆さんがよく検索されているワードが表示されるので、多くの方がシール貼りのバイトって危ないのでは?と感じているということです。
そもそも何に対して危ないと思ってられるのか分かりませんが、
知恵袋では、
という質問がチラホラあることから、
シール貼りって誰でも簡単にできるし、体力も使わないのに何で時給は高いのか?もしかすると何か危ない仕事を任されるのでは?と思われているからでしょうかね。
私が実際に仕事をしてキツかったことについては下記で書いているので、気になる方は見て頂きたいですが、キツい所はあるけど危ないと思ったことは一度も無いです。
危ない仕事があるとすれば内職
冒頭で働き方について書きましたが、企業に雇用されるほかに、内職でシール貼りの仕事をするケースがあります。
内職の場合は、時給ではなく完全出来高払い(1個5円など)になるので、収入が曖昧になりやすいです。またアルバイトや派遣社員の様に労働基準法で守られていないので、トラブルになった際に泣き寝入りするケースが多いです。
これはシール貼りに限ったことではありませんが、内職で仕事を探す際は注意が必要です。
具体的にどの様に注意するのか?
内職の求人に応募した時に、初期費用が必要な場合は危ないです。
冷静に考えて、お金を稼ぐために内職の仕事を探しているのに、逆にこちらがお金を払わなければならないっておかしいですよね。
「初期費用が必要だけどすぐに回収できる!」と言葉巧みに誘惑してきますが、どんな仕事にせよ初期費用が必要な仕事は危なさ満点なので、どんな好条件でもその時点で断りましょう。
初期費用が不要な場合でも、
- 違う仕事を紹介された
- 契約書が無い
- 会社のホームページが無い
- 会社の住所が記載されていない
- 会社の電話番号が携帯電話
これらの条件に一つでも当てはまる場合は注意が必要です。
高校生でも働けるのか?
私は実際に高校生の時に働いていたので、全く問題ありません。
ただ、求人によっては高校生不可の求人もありますので、応募する際に高校生でも応募してもいいのか確認しましょう。
高校生が働くときの注意点
高校生だからと言って特に注意することはありません。
ただ、登録型派遣で働く場合、求人サイトから求人に応募して実際に働くまで数日間のタイムラグが発生することがあるので注意が必要です。
例えば、春休みの2週間だけ働きたい場合、春休みになってから求人に応募しても、派遣会社に登録して実際に働くころには春休みが終わっていたということもあるので、登録だけでも春休み前に済ませておきましょう。
シール貼りの時給はどれぐらいか?
「バイトル」の求人で見てみると仕分けを含むシール貼りの平均時給は1,109円でした。
東京都の最低時給が985円なので、最低時給より100円以上上回っていることになります。
ちなみに、バイトの定番スーパー・コンビニの平均時給は1,048円でした。
仕事をしていてキツかったこと
シールは一度貼ると基本的に剥がせないので、正確に貼る必要がありプレッシャーがかかることが一番キツいと思いました。
責任者が巡回して監視しているためいい加減なことをすればその場で帰るように言われ一切働けなくなります。
単純作業のため学生やフリーターが多いですが、実際に責任者が来て帰らされた人も何人かいるもので、募集期間内にすべて完了するとそれ以降は呼ばれなくなります。
仕事はダラダラすると責任者に注意されることや帰るように言われるため、単純作業のようでかなりプレッシャーがかかります。
このため、初心者の場合は作業の流れをあらかじめ理解し、テキパキと作業をこなさないようにならないと厳しいことを知ることが大事です。
きつかったことといえば時間に追われることだけでなく、責任者に監視されているため完了するまで手を抜けないことです。
面接で落ちることはあるのか?
アルバイト契約と派遣契約とでは状況が違いますが、基本的に勤務時間など希望条件を満たしていれば、落とされる可能性は極めて低いです。
軽作業全般に言えますが、どの会社も人手不足なので、よほど条件が良い求人でない限り心配する必要はありません。
シール貼りバイトの体験談を集めた
- 高校生の時にシール貼りのバイトを2日だけました。とにかく楽で頭を使わないので良かったです。
- 座ってできる仕事なので楽でした。
- 友達と一緒に勤務していましたが、おしゃべりしながら和気あいあいと作業できました。
- こういった職場って無口で変な人が多かったので人間関係がキツかったです。
- 単純作業が苦痛でした。
- 少しでも斜めに貼ると先輩に怒られた。もうやりたくない。
まさかの弟さんww
短期バイトほんとおすすめよww
工場のシール貼りとかめっちゃ楽だったww
夏休みでさらに消えてくお金ww— なや⚜@固ツイ見て頂ければ幸いです🙏夏ツ広島参戦 (@nayaya_USSS) 2019年6月2日
昔バイト先でDMのシール貼りがあったんですがね、このバーコードが重要だから擦って消さないように注意がありました…
— とーや@元くまふくたいちょ (@hijiri_toya) 2019年4月11日