Q
僕は21歳のフリーターです。アルバイトを探しでいますが、工場の求人で「三勤交代制」のアルバイトを募集していました。時給が凄く良いので、働いてみたいですが今まで日勤のアルバイトしかしたことがありません。三勤交代制のアルバイトのきつい所を教えてもらえませんか？
A
時間の管理が難しいので離職率が高くなります
あきら
それでは詳しく解説していきます。
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目次
三勤交代とは？
三勤交代のきつい点を話す前に、まずは3勤交代制について簡単に説明します。
三勤交代を簡単に説明すると、24時間稼働している工場などで用いられる勤務形態で、24時間を3つのシフトに分けて、基本的には1週間ごとにシフトを入れ替えていきます。
シフトの分け方は、朝勤（6：00～14：00）、日勤（14：00～22：00）、夜勤（22：00～6：00）の時間配分が一般的です。
とにかく体力面でキツい
私も学生時代に、工場内作業で三勤交代制のアルバイトを経験したことがありますが、三勤交代制をしてみた印象は「キツい」の一言です。
3つのシフトの内、朝勤と昼勤は普通の日勤に近い時間なので、それほど問題はありませんが、そこに夜勤が加わることで疲労が蓄積されていきます。
夜勤のみだと、慣れてしまえば楽ですが、三勤交代制だと毎回勤務時間が変化するのでなかなか慣れません。（個人的には夜勤オンリーの方が働きやすい）
あきら
若くて体力に自信のある人じゃないと相当キツいです。
睡眠に影響は？
慣れるまでは影響はあるでしょうね。
特に私は神経質なので、夜勤から帰ってきて周りが明るい中で寝ることがなかなかできませんでした。そして最初は夜勤の後だけ寝れなかったのが、日が経つにつれて日勤後の夜も寝れなくなりました。
勤務時間は夜勤であれ日勤であれ変わらないので、そういうのが気にならない方からしてみればさほど影響は無いかもしれません。
健康面に影響は？
これも睡眠時間をどれぐらい確保できるかによりますよね。
私は影響がありました。不眠症からくるストレスで口にヘルペスができたり、便秘に苦しんだり胃が痛くなったり・・・、散々でした。
結婚生活に影響は？
私は独身なので分かりませんが、影響が無いとは言えないでしょうね。
私の場合は、以前看護師の女性と同棲していたのですが、夜勤の時は当然夜ご飯は一緒に食べれないし、夜勤が終わって早朝に帰ってくる物音で起きることもあり、不便だった記憶があります。
口コミでも書いている人がいますが、月～金まで出勤の場合、金曜が夜勤だと土曜日はほぼ動けません。実質的に日曜日しか遊ぶことができないので、家族で旅行に行ったりなど難しい面もあります。
ローテーション通りに勤務すれば夜勤が発生するのが3週間に一回なので、そこをどう乗り切るかですね。どちらにせよ奥さん（旦那さん）の理解を得ることが大事です。
三勤交代にも良い面はある
- 勤務時間が少ない
- 残業が少ない
- 公共機関に行きやすい
- 嫌いな上司と会わなくても済むかも
あきら
ざっと挙げればこんな所でしょうか。
勤務時間が少ない
上記の勤務例を見てもらえば分かりますが、1時間の休憩を入れると、労働時間は一般的な8時間より1時間少ない7時間になります。ただ、アルバイトの場合は時給になるので、給料が下がってしまいます。
残業が少ない
完全交替制になるので、イレギュラーなことが無い限り、残業をする可能性は低いです。その理由としては、機械操作は次のシフトの人達が行い作業ができないからです。
雑用的な理由で残業をお願いされることはありませんが、日勤のみの勤務に比べると残業は少ない傾向にあります。
公共機関に行きやすい
平日の昼に時間があることが多いので、銀行や郵便局、役所などに行きやすいです（そんなに行く機会もありませんがね）
嫌いな上司と会わなくても済むかも
日勤オンリーだと、嫌いな上司と必ず顔を合わせなければいけませんが、三勤交代制だと会う可能性は1/3です。
三勤交代のキツイ面ばかり取り上げてきましたが、多少ながら良い面もあります。私の友人でもあえて三勤交代制のアルバイトを好んでする人もいました。何より高収入なので、若い人は一度経験してみてもいいかもしれませんね。
三勤交代を経験したことがある方の口コミ・体験談
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さおり
良い口コミ
私は、某工場で、三勤交代を体験しました。まず楽な点ですが、基本的にはルーチンワークですので、単純作業が多いです。はじめの頃は大変ですが、覚えてしまえば、楽な仕事が多いでしょう。後は、他のバイトに比べて、時給は高いです。ただし、正社員ですと割りにあわないでしょう。一生、これでは働いていけないと当時思いました。
私の職場では、週の初めは8時から仕事をはじめ火曜日、水曜日は17時から、木曜日、金曜日は22時から仕事となっていました。
金曜日の朝に仕事が終わり、土日は仕事はお休みなのですが、土曜日は帰ると睡眠をとるので、土曜日に遊びに出かけたりする事は少なく、夜に食事に行く程度でした。時々、無理をして寝ないで遊びに行くこともありましたが、疲れていたり、眠気があったりと、思うように楽しめなかった事が多いです。
火曜、水曜は深夜手当の付く時間帯にも仕事をしますし、残業も月に10時間ほどあり、深夜手当と残業手当がつくので割のいい残業でした。
同棲している彼女とは、すれ違う時間が多かったですが、平日はお互いに自分の時間を持て、週末には一緒に過ごせるので、私にとっては良い距離間があり良い所だと思います。
悪い口コミ
まず、眠いです。そして、体内時計がおかしくなります。後耐えられないのは、生活のリズムが一般的な社会人とは違う事です。これは、相当メンタル強くないと、耐えられないと思います。私は、当時、自分が社会から脱落したような気持ちで、人混みを逆流して帰路したのを覚えております。という事で、体よりもメンタルの方がキツイ仕事だと思います。
これまで一度だけ三勤交代の職場を経験したことがあります。その時は製菓の仕事だったのですが売上としてケーキよりもパンが売れるのでその影響でした。オーナーの経営方針が変わったので仕方ないですが、結局一年我慢できずに退社しました。
パティシエの仕事だと早朝から深夜までがほとんどですが生活リズムが変わらないのでまだ辛抱がききます。基本13時間ぐらいで寝に帰るだけの生活、きついと思ってはいましたが今思うと三勤でやるよりマシかもしれませんね。
辛いのは睡眠の時間が毎日のように変わること、疲れるので寝たいのですが精神的にまいってるからか、だんだん不眠の傾向になっていきました。
残業の指示はほとんどありませんでしたが、不規則なリズムで体調を壊すスタッフが多く、休んだ者の穴埋めに仕事が長引くことはよくありましたね。結局収入に見合わなさすぎるということで他に移りました。
あれは相当適性がないと難しいのではないでしょうか。デスクワークならできるのかもしれませんが。結構タフだと自負してましたがついていけませんでした。