村さ来は、食べ飲み放題が3,000円以内で提供されているということもあり、大学生など若者を中心に人気の居酒屋です。
また、オーダーメニューが多いのが特徴で、廉価な価格で高品質な肴を提供するのが売りですから、料理一つも手を抜いていません。
今回は、そんな村さ来の仕事内容について解説していきます。
村さ来の仕事内容
バイト内容ですが、居酒屋さんは、基本的に、お酒を提供する場所ですから、生ビールを注いだり、カクテルを作ったりもします。
当然、店では、多数のカクテルを用意して、お客さんをお待ちして居ります。
カルーアミルクやソルティドッグなど、品揃え豊富なバー顔負けのお酒も提供しています。
お酒と来れば、肴が必要です。リーゾナブルで幅広いメニューを提供するのが目標で、枝豆をお通しに、焼き鳥、串揚げ、お好み焼きなど、美味しい物を間断無く提供しなければなりません。
店には色々なメニューがあるために、揚げ物や焼き物、具材を炒めたり切ったりと、覚えることが沢山あります。
業務は、大きく厨房とホールに分かれています。
厨房
厨房内では、先ず最初は焼き場の熾き火で、焼き鳥やホッケを焼くことを覚えます。
仕込んだタレに焼き鳥を浸し、良い具合に火で炙ります。この店では、秘伝の独自のタレを用いて焼き鳥を焼いています。手羽やタン、ハツや鶏皮なども同様に焼きます。
また、串揚げを油で揚げたり、グリルを用いて、お好み焼きやジャーマンポテトなどをフライパンで作ります。
ジャガイモを事前に茹でて下拵えしておき、オーダーが入ると同時に加熱調理に取り掛かります。
ですから、作り置きを温めて出す、ということはありません。一からジャーマンポテトを作ります。こうしたメニューの豊富さ、手作りの味も、この店の魅力の一つです。
生ビールを注いだり、カクテルをオーダーに沿って作ったりするのも厨房内で行います。刺し場では、アジの叩きを作ったり、サラダなども拵えます。
刺し身等は、調理経験の長い板長さんが行いますので、新人バイトが関わることはありません。
洗い物も厨房内での大事な仕事となります。狭い厨房内で、数百のオーダー要請に応じなければならず、なかなかハードな業務です。
炊飯したり、鶏肉をタレに漬け込んだり、野菜を切っておいたりと、その日の為の仕込みも重要な業務で、開店前に、様々な準備をしておくことが必要となってきます。
手作りの味を伝えたい、それがこの店のコンセプトとなっているためです。
ホール
次にホールの業務ですが、お客さんのオーダーを正確に聞いて厨房に伝え、出来上がった肴やお酒をテーブルやカウンターに運ぶのが、主な仕事となります。
別の系列店では、お酒を作ることも、ホールの業務に入るケースがあるようです。
ホールの業務は、笑顔とサービス精神、奉仕の心掛けを忘れずに、丁寧且つ真摯に、お客さんに応対することが最も重要な要素になってきます。
新入りの頃は、バイトさんは徹底的に接客の作法を学ばされます。レジでの精算業務もホールの役目です。
ホールに従事する人間は、金銭の間違いが無いよう気を配って計算し、お客さまに有難うございましたの挨拶を、欠かすことが出来ません。
テーブルのジョッキや皿類を片付けて洗い場に持って行き、その後客席をきれいに清掃して次のお客さんの来訪に備えます。豊富な品揃えと、安くて気軽に寄れるお店、それがこの店の特徴であり、アットホームな職場環境も、従業員一同、よく心得ています。