コンビニの夜勤バイトは、日中に比べるとお客さんが少ないので楽な割に時給が高いので、大学生やフリーターを中心に人気ですが、一人で勤務する店舗も多く何かとトラブルに巻き込まれやすいです。
流石に強盗被害に遭うことは、毎日フル勤務で働いていも一生で1度も経験しないことが多いですが、お客さんとのトラブルには何かと逢いやすいです。
ここでは、当サイトに投稿いただいた、夜勤のコンビニ体験者が経験した万引き被害について記事にしてみます。
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目次
えげつない万引き被害
私が大学の時にローソンでアルバイトをしていたときの話です。
その店舗は、郊外にあり夜中はほとんどお客さんがいないことから、夜中の2時～6時までアルバイトは一人になります。
と言っても、その時間は朝5時半まで商品の搬入作業が全くないので、雑誌コーナーから漫画を持ってきてバックヤードでサボることが日課になっていました。
その日も、お客さんがいないなーって思いながらいつものように、裏でジャンプを読んでいたんですが、急にトイレに行きたくなり10分ほどトイレに篭もっていました。当然、その間は店内に従業員はだれ一人いません。
でも、トイレに入る際にいつもの様にお客さんが一人もいなかったので、問題ないかなと思いトイレから出て、レジに戻ると何か違和感が・・・
レジの前に陳列していた箱に入ったビックリマンチョコを、数人の若者が出口までラグビーボールを扱うかのようにパスしながら運んでいるんです・・・
1箱30個入りで、棚の下に置いていた在庫全て万引きされ、1箱30個×4箱×80円（当時の値段）で約1万円の損害を出してしまいました。
頭が真っ白になり、犯人を追いかける余裕もなく、呆然と立ちすくしていました。
万引き被害よりサボりがバレた
次の日の朝に店長が出勤してきたので、事情を話したところ、案外冷静に「警察に被害届出すから一緒に防犯カメラを見てくれないか？」と頼まれました。
了解して、万引き被害に遭った所の防犯カメラの映像を見ていたのですが、店長に「キミはこの時トイレに行っていたんだね」って言われました。
生理現象なので、トイレに行くこと自体は悪くないので、正直に「はい！」といいましたが、その流れで犯人が入る前の店内の様子も見ることに・・・・
夜中の2時に半夜勤のアルバイトが退勤してから、被害に遭う4時過ぎまで、ほとんどレジに誰もいない・・・
そりゃそうです。僕はハックヤードでジャンプを読んでいますから・・・
不幸にも、万引き被害に遭ったことでサボっていることが店長にバレてしまいました。
解雇になった
勿論、サボっていた僕が100％悪いですが、その後、万引き被害そっちのけで1時間半みっちり怒られました・・・
流石に弁償するまではいきませんでしたが、その後、順調に解雇になりました。
犯人は結局見つからず・・・
後で、バイトの同僚から聞いた話ですが、結局その後、被害届を出しましたが、その犯人を見つけることはできなかったみたいです。
高校生ぐらいの若者で、顔もバッチリ映っているので、近くの高校でローラー作戦をかければ犯人を見つけ出せそうですが、警察からしてみればわずか1万円弱の被害額でそこまで動くことはないんでしょうね。
本当に悪いことをしてしまい、申し訳なく思っています。
コンビニの万引き被害の現状
コンビニでは年間30～50万円程の万引き被害に遭っているみたいです。
雇われ店長であれば会社が補償してくれますが、フランチャイズのオーナー店長の場合は、自分で補償しなければいけないので（多分）、万引きが原因で閉店を余儀なくされることもあります。
今回の体験談では、投稿者さんが被害者みたいになっていますが、本当の被害者は何といってもこの店舗の店長です。
たかが1万円と思うかもしれませんが、そういう被害が積もり積もって店舗を閉店せざるを得ない状況に陥れることもあるので、アルバイトといえど責任をもって業務に取り掛かる必要があります。