サイゼリヤは都会に住んでいれば、近所の近くに必ずと言ってもいいほどあるので、子育てにある程度余裕ができた主婦を中心に人気のパートです。
主婦が働きやすい理由を解説する前に、まずはサイゼリヤではどういった仕事をしているのか解説していきます。
目次
サイゼリヤの仕事内容
サイゼリヤの仕事では、大きくわけるとホールと厨房の2つのポジションがあります。
ホールの仕事
料理の提供
サイゼリヤでは人数ぎりぎりでお店を回している事が多いため、仕事をする時はお皿の持ち方までしっかりと教えてもらう事ができて、最高で4枚のお皿を一気に運べるように教育されます。
サイゼリヤでは鉄板料理もあり、できるだけライスと一緒に運ぶようにしなければいけませんので、ベテランにもなれば鉄板2枚とライス2枚を非常にスムーズに運ぶ事ができます。
ただ、一度に多くの料理を運ぶと重いしバランスを取るのが難しく、最悪の場合料理をひっくり返しまうリスクがあるので、新人のうちは無理せず2皿ぐらいに抑えて運ぶように心がけて下さい。
ライスを盛る
他のファミレスチェーン店であれば、厨房がご飯の盛り付けを行うのが一般的ですが、サイゼリヤではホールが担当します。
ライスの盛り付け時は、何グラムかしっかりと規定で決められているのですが、忙しい時間帯に一回一回ライスの量を計量していては仕事が遅くなってしまいます。
ですので、暇な時間があればライスを盛る練習をして目と手のすくう感覚でライスの量を覚えて、毎日お客様に満足して頂けるように提供しています。
ドリンクバーの管理
ホールでは接客に加えてドリンクバーのチェックなどもホールの仕事です。
サイゼリヤではドリンクバーを頼まれるお客様がとても多いのですが、ドリンクバーはとてもこまめにチェックをしなければいけないです。
実はお客様が入っていない時間帯にコーヒーマシンは全て分解して、常に美味しいコーヒーをお客様に提供できるような状態を保てるようにしています。
またジュースのサーバーもしっかりとチェックしておかないと、シロップが少なくなってくるとジュースの味が薄くなってきますので、ホール係の人は常にお客様の出入りとレジでのブザーの音に耳を澄ませて、ドリンクバーにも常に気を配っています。
厨房の仕事
サイゼリヤというととても安価で、どのお店においても味にばらつきがなく美味しいという事で評価されていますが、サイゼリヤのメニューのほとんどがサイゼリヤの工場から運ばれ1食分ずつしっかりとソースなどの量まで規定量で決められています。
完全に効率化されているので、実際にお店で調理する際は温めたり、混ぜたり、焼いたりするだけで、自分達で味付けをするわけではありません。
そのため厨房の人数もさほどいらないため、人件費を非常に抑える事ができますので、全てのメニューを低価格で美味しく提供する事ができるのです。
サイゼリヤでは仕事のでき具合に応じて、階級というものが決められていて、最初はホールが厨房かのどちらかのポジションで頑張るのですが、だんだんと仕事ができるようになるうちに両方の仕事をさせてもらえるようになるため、忙しければ厨房い入ったり、ホールに出たり臨機応変な仕事の対応が求められます。
サイゼリヤは主婦でも働きやすい
冒頭でも言いましたが、サイゼリヤは主婦でも働きやすく、平日の昼間を中心に多くの方が働いています。
その理由はいくつかあります。
- シフトの自由が利きやすい
- 主婦業を活かせやすい
- 主婦層がメインで働いている
シフトの自由が利きやすい
サイゼリヤではシフトの融通が利きやすく、週2日~、1日4時間程から働くことができるので、子育てや家事と両立させやすいです。
また、1ヵ月ではなく1週間ごとにシフトを提出できるので、子供の急な用事があった場合でも調整しやすいです。
主婦業を活かせやすい
サイゼリヤではとにかくテキパキ動かなければいけないので、学生や若いフリーターよりも、主婦業の経験が豊かな主婦の方が積極採用されやすい傾向にあります。
主婦層がメインで働いている
サイゼリヤでは特に平日の昼間は主婦のパートタイマーがメインで働いているので、従業員同士で話が合いやすく働きやすい環境です。