「私、スタバでバイトしてるの~!」って聞くだけで、その人がオシャレに見える田舎者の管理人です。
スターバックスは、学生や若いフリーターに大人気のアルバイトですが、その仕事内容はかなり大変なので、「オシャレだから・・・」という理由だけで働くことを決意すると後で痛い目を見ます。
ここではスターバックスで実際に働いていたE子さんの体験を元に、スターバックスでの働き始めの仕事内容を説明していきます。
目次
スターバックスの仕事内容
仕事の内容は主にレジとドリンク作成ですが、他にたくさんやることがあります。
共通している仕事内容は、レジの場合タッチパネルで自動釣銭機ですので金銭授受の間違いは起こりにくくなっています。
タッチパネルも見やすくカテゴリー別に分かれているため覚えてしまえば非常にスムーズに応対できるようになると思います。
レジ係はオーダーを聞き金銭授受のほかに食べるものを温めたり、袋詰めしたり、ギフト商品のラッピングや発送作業も行います。
簡単なドリンク(普通のドリップコーヒーやアイスコーヒーなど)はレジ係が提供する店舗が多いです
もう1つの共通している仕事にドリンク作成があります。スターバックスでは「バー」と表現されています。
バー係はエスプレッソマシーンを使ったドリンクとフラペチーノを作成します。
レシピは全国共通で決まっていてこれをまず覚えないことにはバーにはなれません。そのドリンクごとに違うのでまずは完璧にレシピを覚えるのが必要です。
研修後にバリスタテストがある
レシピを覚えた次のステップとして同時に2種類ずつ作る作業を連取します(スターバックスではこれをビバレッジルーティーンといいます)この2つ同時に作れるようになって、テストに合格したら初めてバーに立てるようになります。
スターバックスでバリスタと呼ばれる人はテストに合格した人なのです。
他にもシロップの仕込みや食器洗い、週3回納品されるものの仕訳と日付管理、店舗内とトイレ、バックヤード、冷蔵庫、製氷機などありとあらゆる場所の清掃をします。
衛生管理は徹底されていて何曜日はここの清掃。という風に毎日かならずどこかしらの大掃除をしています。そのほかに衛生チェックで外部の調査員が抜き打ちで見に来ます。
そしてもう1つ大切な仕事が接客です。スターバックスではお客様1人1人に合わせた対応をします。
基本的なマニュアルはありますが多くの場合働いている人(パートナーと表現されています)が自分で気付き、考え接客をしています。
全てのお客様にくつろいでもらえる場所(サードプレイスといわれています)を目指しているので普通のアルバイト感覚よりは荷が重いかもしれませんがやりがいは非常に大きく、学生ならその後の就職先でもきっと役に立つことになるでしょう。
掃除や車の誘導も立派な仕事
店舗により多少異なりますが独立した路面店では草むしりや植えてある木、花の水やり、駐車場清掃、周辺のゴミ拾い(敷地内外)などもします。
ドライブスルー併設店舗では混雑時には車整理や待っている車へのメニュー配布などもあります。
ビル店舗(ショッピングセンター内店舗など)ではその入居しているビル独自のルールがあったりもします。
給料は期待してはいけない
スターバックスでは店舗の規模や場所、勤務時間などによって異なりますが、都心部の一般的な店舗で時給850~1,000円程です。
時給は仕事量に比べたら高くはないですが、確実に自分のスキルアップにつながります。また、段階的に時給も上がり、目指せば社員になれる道も開かれています。
アルバイトも社員も基本的な仕事内容は同じ
スターバックスではアルバイトも社員もみんなパートナーと呼ばれていて仕事も同じようにします。上下関係と言うよりは仲間という感じでお互いを高めあっています。
福利厚生として働いている日は好きなドリンクを無料で飲めます。
また食べるものやタンブラーなどの商品も割引価格で購入できます。もちろんアルバイトも同じように割引できます。
そして働く人同士で素晴らし初応対や、見習いたいことがあった場合は専用のカードがあり、それにメッセージを記入して渡しあったりしています。
飲食店ではなかなかめずらしい全ての従業員を大切にする会社だと思います。
思った以上にキツイので覚悟が必要
お客さん側から見れば、スタバのスタッフって楽そうに働いていると感じるかもしれませんが、実際には覚えなければいけないことは多いし、テキパキ動くことが求められるので結構キツイです。
肉体的にもキツイですが、常にお客さんがいて気を抜くことができないので、精神的にもキツイので、スタバでアルバイトをしようと思っている方は、それなりの覚悟が必要です。