セブンイレブンのバイトは、高校生や大学生などの若者を中心に人気です。
ここではこれからセブンイレブンでアルバイトをしようと思っている方に向けて、どういった仕事をしているのかを私の体験談を元に解説していきます。
セブンイレブンのアルバイトは、レジ・検品・品出し・清掃・発注など様々あります。
オーナーや店長により考え方が異なるので何とも言えませんが、基本的に裏方(品出しや検品)→接客(レジ)の順に仕事を覚えていくことになります。
目次
仕事内容
ますは挨拶を覚える
出勤したら制服を着て、最初に店長と声出しの練習があります。
「いらっしゃいませ」「少々お待ちください」「いつもありがとうございます」「申し訳ございません」「ありがとうございました」と仕事中にお客様との会話で使う主なセリフを復唱してから実際の業務に入ります。
初めて接客業をする方からしてみれば恥ずかしいかもしれませんが、挨拶が出来なければ業務に入ることが出来ないので、恥ずかしがらずに大きな声で挨拶しましょう。
検品
毎日決まった時間に商品がトラックで届きます。
バックヤードまでは運送屋の人が運んでくれるので、それらを専用の端末を使って検品していきます。
作業自体は難しくありませんが、検品作業を怠ると、パソコン内のデーターの在庫と実際の商品の数が合わなくなるので、全ての商品を確実に検品する必要があります。
そういった背景もり、後に説明する品出しに比べると重要な仕事になるので、基本的には先に品出しを覚えてから検品作業を覚えていくことになります。
品出し
検品作業が終わると品出しをします。
お弁当やパンやデザートなどは賞味期限が短いので全て店内に陳列しますが、お菓子などの賞味期限が長いものや生活用品などは多めに発注をかけるので、店内に入りきらない分はバックヤードに保管します。(バックヤードにある商品を先に陳列)
ただ漠然と品出しをするのではなく、店内に置いている商品の位置と名前を覚えながら品出しすることを心がけましょう。
レジ
レジの仕事は多岐にわたります。
レジ打ち
レジの主な仕事はレジ打ちをして商品の清算をする仕事です。
商品のバーコードを読み取って合計金額を出し、お金を預かってその金額を打ち込みお釣りを渡します。
スーパーのレジではお釣りを自動精算してくれるレジが普及していますが、コンビニでは自分でお釣りを渡す必要があるので、間違えないよう渡しましょう。
サッカー
スポーツのサッカーではありません・・・(笑)
袋に商品を詰める作業のことをサッカーと言います。
基本的にレジ打ちとサッカーは一人で行いますが、朝の通勤時間帯などお客さんが多い時間帯はレジ打ちとサッカーを一人ずつ担当します。
ちなみに研修中はまずサッカーから覚えて次にレジ打ちを覚えることになります。
袋には様々なサイズがあるので、商品のボリュームを見てどの袋をチョイスするのか見極めなければいけません。
ファストフードの管理
中華まんやおでんなどを仕込むのもレジ担当の仕事です。
調理はほとんどないので、難しい仕事ではありませんが、これらは賞味期限が極端に短く、無駄に仕込むと売れ残って破棄しなければいけません。
かと言って少なすぎるとすぐに売り切れになってしまい売り上げが落ちてしまうので、過去の販売実績などから、どれぐらい売れるのかを自分で予想して仕込む必要があります。
その他
その他にも、宅急便や公共料金の精算、ATM・マルチコピー機などの取り扱いやチケット販売など様々あります。
清掃
ゴミ捨て
セブンイレブンの多くが店内にゴミ箱を設置しています。
ゴミ箱の前にゴミが落ちてしまっていたりゴミ箱からゴミがはみ出てしまっていたらゴミをまとめて外の倉庫にゴミ箱を捨てに行きます。
よっぽどゴミ箱が溢れていなければ、基本はアルバイトの勤務時間が終わる時にゴミを捨ててから退勤するので途中でゴミ箱をまとめて捨てに行くことはあまりありません。
トイレ掃除
トイレ掃除にコツはありません・・・
トイレ掃除が終わったら、清掃表に判を押します。
床掃除
専用の清掃機(グルグル回るやつ)を使って清掃します。
スイッチを入れた瞬間に暴走するので、結構なコツがいります・・・私は一度暴走して商品の棚に激突したことがあります・・・(笑)
床掃除は定期的に業者に頼んで綺麗にしてもらうので、念入りにする必要はありません。
発注
発注は基本的にオーナー(店長)やその奥さん、もしくはベテランバイトが行うので、新人アルバイトが発注するこはまずありません。
ですので、ここでは説明を省きます。
面倒くさい仕事
たまに訪れるスクラッチくじ
レジの仕事では、定期的に700円くじがあるので当たりくじとハズレくじを決められた割合で箱の中に入れ、しっかりとシャッフルします。
700円以上お買い物されたお客様にはくじを引いてもらいますが、お会計の金額でくじが何枚ひけるのかを自分で計算し、お客様に「何枚引いてください」と伝えます。
当たりくじが出たときは、その場で交換するお客様と当たりくじを持って帰り後日交換するお客様がいるので、その場で交換するお客様の場合はくじに書いてある商品を取りに行き、バーコードを打ちお客様に商品を渡します。
キャラクターなどの700円くじをやっているときは、お客様が当たった景品がどれなのか他のスタッフも把握できるように裏に表があり、当たった景品のところにシールを貼っていきます。
この作業は結構面倒くさいです。
nanacoカードの勧誘
セブンイレブンでは、nanacoカードの入会をオススメしていて、nanacoカードにお金をチャージしてカードでお支払いをしていただくとポイントが貯まります。
セブンイレブンだけではなく、イトーヨーカドーなどでも使うことができるということをお客様に説明し、お客様がnanacoカードを作ると言ってくださったときは申し込み書に記入をしてもらいます。
nanacoカードでお支払いするときは、レジのnanacoボタンを押すとカードをかざすところが光るのでお客様にカードをかざしてもらいます。
nanacoカードの残高がたりずにチャージをしたい場合は、先にチャージをしてからお支払いになるので、nanacoカードを2回かざしてもらいます。
ポイント使いたいというお客様の場合は、ポイントは1ポイントから1円単位で使うことができるので何ポイント使いたいかということを確認します。
最後に・・・
セブンイレブンのバイトはバイト未経験者でも簡単に採用されるので簡単な仕事だと思われがちですが、覚えなければいけないことはかなり多いので、時給が安い割に正直割に合わない仕事だと思います。