学生や主婦に人気のデニーズバイトですが、どういった仕事をしているのでしょう。
飲食店でアルバイトをしたことがある方であれば、ある程度想像できるかもしれませんが、高校生などこれから初めてアルバイトをする方からしてみれば、仕事内容が見えないので不安に思うこともあるでしょう。
ここではそんな方の為に、デニーズバイトのウェイトレス業務について大まかな仕事内容を紹介するので、是非参考にしてみて下さい。
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目次
デニーズバイト（ウェイトレス）の仕事内容
お客様の入店時
お客様が入店したい際に「いらっしゃいませ」と声をかけるのはどのファミレスでも同じですが、デニーズでは「いらっしゃいませ、デニーズへようこそ」と言ってお客様をお迎えします。お客さんとしてデニーズに行ったことがある方なら分かると思います。
初めは恥ずかしいかもしれませんが、慣れればなんてことないです・・・
お客様が入店したら席に案内しますが、デニーズのほとんどの店舗では喫煙席と禁煙席に分かれているので、お客様に初めは禁煙席を希望するかどうかを聞いて席にご案内します。
オーダーを取る
水やおしぼりを出したり、オーダーを取るのは他の一般的なファミレスと同様です。
最初は端末の操作に戸惑うかもしれませんが、研修体制はキチンとしているので、機械音痴な方でもすぐに覚えることができます。
清掃
デニーズでは出勤時と休憩の時、退勤時にトイレに行って簡単な掃除をします。トイレットペーパーを織り込んだり、手洗い場の水しぶきを掃除したりします。
本格的なトイレ掃除は深夜の11時ごろ、水を流して床全体を水洗いします。
デザートを作る
調理はキッチンスタッフが担当するのですが、パフェやシェイクなどデザート全般はウェイトレスが作ります。
ロングセラーのミニチョコパフェは小さめのカップにバニラアイスクリーム、チョコレートアイスクリームバナナを入れてホイップクリームとトッピングで飾り付けをします。
初めてでもいきなりやるのですが、手順がすべて決まっておりマニュアル化されているのでそれなりのものを作ることができます。
季節ごとに新しいデザートが販売されるので、短いビデオを見て勉強して新しいデザートづくりを覚えます。
ドリンクを作る
デザートだけではなく、カフェオレやホットココアなどのホットドリンクも分量をカップに入れてレンジに温めるという作業をしてウエイトレスが作ります。
果実を絞った飲み物なども、あらかじめ皮をむいてあるミカンなどの具材があり、それをウエイトレスがミキサーに入れて作ります。
週末のディナーなどデザートの依頼が殺到するときには誰かがデザート作り専門の担当になってひたすらデザートを作っています。
忙しい時間帯はデザートの人だけではなく、ご案内と片づけをする人、オーダーを取る人、料理を持っていく人などそれぞれ役割分担をして効率的に接客を行います。
キッチンスタッフとの連携
ウエイトレスが料理を作ることはなく、調理場に入ることも許されません。
オーダーされた料理ができるとキッチンの人が台に置いてくれるので、それをお盆に乗せて持っていくときにご飯やみそ汁をキッチンの人に出してもらって持っていきます。
お客様の食べ終わった皿をすぐに下げるようにかなり厳しく指導されます。
また、やることがない時はコーヒーのお替りやお冷のお替りなどで客席をまわらないといけません。
待遇面
休憩時には食事を実際の3割程度の値段で食べることができます。補助額は店舗によって異なるかもしれませんが、一人暮らしの学生やフリーターさんには嬉しいですよね。
休憩に関しては、私が働いているときは６時間の勤務で45分の休憩がありました。これは労働基準法で定められているのでどの店舗でも同じです。
アルバイトは夜の9時から朝の6時までの長時間シフトの人も多く、その場合はさらに休憩が追加されます。
時間帯にもよりますが必ず店長か副店長が常駐しそのほかに社員が必ず一人はいました。それ以外はアルバイトで人員を賄っています。
教育用ハンドブックがあるので安心
デニーズでは数種類の教育用ハンドブックが用意されており、内容も写真付きでかなり細かく掲載されているので、これから初めてアルバイトをする方は安心して業務に取り掛かることができるでしょう。
接客はかなり厳しい
皆さんあまりご存知ないかもしれませんが、デニーズはセブン&アイホールディングスの傘下になりますので、接客面ではかなり厳しい教育を受けることになります。
余りにキツイ研修ですぐ辞めちゃう方もいますが、その反面、デニーズの接客力を身につければ、仮に辞めた後に他のファミレスや飲食店でアルバイトするときに、その時の経験が必ず活きてきます。
ですので、デニーズバイトは将来的に飲食店など接客業に就こうと思っている学生さんにお勧めできるアルバイトの一つと言えるでしょう。